仕事 / 働き方

自己都合でも、失業保険で損をしないための5つの手順

retirement

Retirement退職を考えている人
「自己都合で退職すると、失業保険が少なくなると聞きました。」
「何とか損をせずに、失業手当をもらいたいです。」

自己都合退職の場合は、もらえる金額が減ります。
しかし、自己都合退職でも「特定理由離職者」であれば、金額は下がりません。

本記事では「特定理由離職者になるまでの手順」を記載しております。

自己都合でも、失業保険で損をしないための手順

retirement
  • 診断書を書いてもらう
  • 退職する
  • ハローワークに行く(1)
  • 就労可能証明書を書いてもらう
  • ハローワークに行く(2)

それぞれの手順を、説明します。

診断書を書いてもらう

特定理由離職者は「病気やケガが原因で退職した」という条件が必要。
この条件を満たすために、あからじめ病院に行く必要があります。

元気な人は、使えない手順です。

ただし、何かしらの症状があらわれている人。
この人は、ぜひ病院に行った方がいいです。

例えば、次のような症状です。

  • 眠れない
  • 胃が痛い
  • 頭が痛い

心や体に、何かしらの症状が現れている場合ですね。

僕は、ストレスで1週間ほど眠れない日が続いたので病院に行きました。

診断書を、書いてもらいましょう。

診断書が「就労可能証明書」を書いてもらうためのフラグになります。
のちほど説明しますが、この就労可能証明書こそ「特定理由離職者」になるための書類。

診断書には、「休養が必要」といった内容を書いてもらってください。

退職する

退職をしましょう。
退職するタイミングには、ポイントがあります。

  • お医者さんが就労できないと判断
  • 退職する
  • お医者さんが就労できると判断

「退職したら元気になって仕事ができるようになりました。」
この手順が必要になるのです。

なので、事前に病院に行く必要があります。

退職するタイミングで会社から、次のように聞かれます。
「自己都合退職というような表現で問題ないですか?」

「その表現で問題ないです」と返答すれば、OKです。

ハローワークに行く(1)

ハローワークに行って、就労可能証明書をもらいます。
この書類が、「就労できる」という証明になります。

結構時間がかかるので、朝一で行くことをオススメ。
平気で2~3時間かかります。

次は、この書類をもって病院に行きます。

就労可能証明書を書いてもらう

  • 退職時就労可能か → 困難
  • 診断日就労可能か → 可能
  • 就労可能な日付  → 退職日以降

この3点が書いてあれば、OK。

この表現が「就労できない→退職→就労できる」の証明になります。
これさえ書いてもらえば、特定理由離職者になる準備完了です。

ハローワークに行く(2)

ハローワークに行って、失業給付の手続きを行います。

退職後に、会社から送付されてくる「離職票」を持っていきます。
「離職票」と「就労可能証明書」を同時に提出してください。

渡してしまえば、特定理由離職者として認定されます。

大変だけど、不安が解消

ここまでの手順、けっこう大変です。
身体がツライ状態なのに、行動しなくてはいけないです。

しかし、やっておくと退職後の不安感が全く違います。
社会保険料や失業手当の額が大きく変わってくるのです。

僕の場合は「70万円程度」の差が出ました。

1人じゃ難しい方でも、家族などに頼ってみてもいいと思います。
国が出している保障なので、怖がらずに使ってみてはどうでしょうか。

それでは。

despair
特定理由離職者になるメリットを、分かりやすく解説【70万円以上、差が出る】退職しようか悩んでいる人  「仕事しんどくて病みそう、貯金ないから退職できない。」 「特定理由離職者になると、得するって本当?」 ...
Severance-pay
【計算不要】ひとめで分かる、失業保険の金額【年収〇〇円なら、いくらもらえる?】失業保険の金額を知りたいですか?本記事を読めば、失業保険の金額がひとめで分かります。退職時の失業保険の金額を知りたい方は、必見です。...