システムエンジニアになりたい人「システムエンジニアに興味があります。仕事って、どんなことをやっているの?初心者でもできるのかな?」
こんな悩みを解決します。
SEの仕事内容は、システムを使って悩みを解決すること

システムエンジニアは、「悩み・課題」をシステムを使って解決してくれる人です。
システムとは、パソコンとかスマホのアプリという理解でOK
アプリは悩みを解決してくれますよね。
- 家計簿の管理がめんどくさい → MoneyFoward
- 手帳でスケジュール管理 → TimeTree
- 家で買い物したい → Amazon
悩みを解決を解決してくれるのが、アプリ(システム)であり、それを作るのが、システムエンジニアです。
システムエンジニアの仕事を理解するために、アプリができるまでの流れを見てみましょう。
システム構築の流れ
- 悩みを聞いて、案を考える
- お客さんと、画面を考える
- プログラムを、全力で作る
- システムの、テストをする
- エラーが起きないか、監視
これらの工程に、システムエンジニアが登場します。
悩みを聞いて、案を考える
お客さんの立場になって、悩みの種を考えます。考えたら、どうやってシステムで解決できるかを、教えてあげます。
これを「要件定義」といいます。
要件定義は難易度が少し高めです。そのため、スキルが高いSEが担当することが多いです。あなたも、誰かに相談に乗ってもらうとき、いろいろ経験をしてきた人がいいですよね?
会議の進め方や、話す内容がかなり流動的です。
経験が浅いSEが担当すると、苦戦すると思います。
僕も泣きながら、要件定義したことがあります…。
とはいえ、悩みを一緒になって考えるのは、やりがいがあります。
お客さんと、画面を考える
どうやったら、使いやすい画面になるかを、お客さんと一緒に考えます。
これを「基本設計」と呼びます。
画面はお客さんが操作するので、楽で便利な画面を作る必要があります。
「画面のテンプレート」が用意されていることが多いです。そのため、「要件定義」よりは、難易度は低いです。
基本設計でシステムエンジニアに必要なスキルは「システムを使う人を想像する」ことです。「要件定義」と「基本設計」で活躍するエンジニアは一般的に「上流システムエンジニア」と呼ばれます。
プログラムを、全力で作る
設計書と呼ばれる資料を元に「プログラミング」を行います。いかに短時間で、バグが少ないプログラムを作れるかがポイントです。
この工程は「開発工程」と呼ばれます。
基本的に他の人と会話をする人が機会が少ないので、コミュ障には最高です。
僕も、直接会話するのが得意じゃないので、ストレスが少ない状態で仕事できました。
システムエンジニアになりたい人は、まず「プログラマ」を目指してみるのがよいです。詳細は後述いたします。
システムの、テストをする
プログラマが作った、プログラムが設計書通りに動くか、チェックします。
- テストを方法を考える人・・・「テストエンジニア」
- テストをする人 ・・・「テスター」
プログラムが、想定通りに動かない場合は、それを「プログラマ」に伝えて、修正してもらいます。
バグだらけだと …(#^ω^)ピキピキ
根気が大切だったりします。
[jin_check_icon]テストをするのは「テスター」だけではありません。
「お客さん」にもテストをしてもらいます。
「要件定義」や「基本設計」で決めた通りになっているか、お客さんの希望通りのシステムになっているかをチェックしてもらいます。
エラーが起きないか、監視
納品したプログラムが、想定通りの動きをしているかをチェックします。
[jin_check_icon]「運用」「保守」と言われたりします。
しばらく使い続けていると、データが蓄積されるため、パフォーマンスが悪くなることがあります。そういったことを未然に防ぐ役割もあります。
納品後にバグが見つかったりすると、面倒です。
お客さんに誤りを入れたり、テストをやり直したり。
また、使い方が分からなくなったお客さんに向けて、使い方を教えてあげることもあります。
仕事の進み具合をチェックする
仕事が計画通りに進んでいるかを常にチェックします。
これもシステムエンジニアの仕事ですが、「プロジェクトマネージャー」と呼ばれたりします。
[jin_check_icon]仕事の難易度は「最も高い」です。
「司令塔」とか「監督」とか、そんなイメージ。
僕が前いた会社だと、SE歴15年くらいの大ベテランがやっていました。
初心者向きのSEの仕事内容はプログラマです

「これからSEになろう」と考えている人は、まずはプログラマがおすすめ。
知識ゼロの場合は、プログラマが無難
知識ゼロでも働けるからです。
プログラマの仕事は「プログラミング」
プログラミングの情報は、ほぼ100%、ググれば出てきます。
たまに、ググっても分からないことがありますが、先輩に聞けば、だいたい解決します。
つまり、自己完結できる問題がほとんど、ということです。
知識ゼロの状態で、お客さんと会話をするのは正直無理です。プログラマをしながら、少しずつ、システム業界の知識を身に着けていく方法が鉄板です。
そのため、「知識ゼロ」からスタートしたい場合は、プログラマから始めるのが無難です。
これまでの経験を活かす方法もあり
別の業界で働いていた人は、その経験を活かして働く方法もあります。
あなたが「銀行員」として、働いていたとします。
その場合、「銀行のシステム」を作るSEになりやすいです。自分が働いていた経験があると、システムがどのように使われるかイメージしやすいですよね。
採用する側からしても、これまでの経験を活かしてくれる人を雇いたい、と思うはずです。
経験を活かせるシステムエンジニアを探してみると、有利に転職活動を進められると思います。
スキルが身に着いたら、上流SEになろう
上流SEのほうが、給料が高いです。
プログラマの平均年収は430万円なのに対し、上流のシステムエンジニアは590万円あります。
その差は年間160万円。
1カ月だと10万円以上も違います。10万円ふえたら、生活がだいぶ豊かになりますよね。
上流SEになることによるメリットは他にもあります。
[jin_check_icon]それは「転職が有利になる」ということです。
上流SEは希少性が高いんです。貴重なんです。
市場価値が高い、必要とされる人材です。
市場価値が高いと、こんなメリットがあります。
- 会社がつぶれても、就職先が見つかる
- 転職して、給料アップがねらいやすい
もちろん、上流SEにならなくても、市場価値を上げる方法はあります。プログラマだったら、最新のプログラミングを言語を勉強してみるとか。
なので、SEに就職したら市場価値を上げて、常に転職に有利な状況を作っておくベキ。
システムエンジニアは「難しい」と思われがちですが、「文系の人」や「プログラミング未経験」の人でも、活躍するチャンスがたくさんある職業です。
ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。