メンタリストとして有名な、DaiGo。
この本を読む前までは、本当に人の心が読めるかと思ってました…。
しかし、ロジックで人を行動させていたんです。
例えば、HARMの法則。
人の欲求は全て「HARM」に寄るものだという内容です。
- Health(健康)
- Ambition(夢)
- Relationship(関係)
- Money(お金)
あなたが「人を操る禁断の文章術」に興味があるのも、「ブログ収益」といった「お金」に影響するものだったり、「人付き合いが上手くなりたい」という「関係」を良くする目的だったりするのではないでしょうか?
こういった、ロジックに関する解説や使い方が書かれています。
感想と要約を記載したので、参考にしていただければと思います。
「人を操る禁断の文章術」を読んだ感想
自分は、操られていた
この本を読んだ後、いままで自分が行動したことを振り返ってみました。
すると、「操られていた」ことに気づきました。
ブログを読んで、「あ、これいいかも!買ってみよ」
Youtubeを見て、「この考え良いな、真似してみよう」
つまり、「人を操る方法」を知ると「人に操られていたこと」が理解できたのです。
なんか、ちょっと皮肉ですね。
文章を書くのが、楽しみになる
この本には、具体的な例文がたくさん入っています。
そのため、自分の文章に取り入れるのも容易。
本を読むと、即アウトプット可能。
なので、実はこの文章にも取り入れていたり…。
ビジネス文書だけではなくて、LINEや手紙など、さまざまな場面で役に立ってます。
「人を操る禁断の文章術」を読んだ要約
大きく3つのセクションに分かれています。
- 概念(人を操る文章とは)
- 理解(読み手の心を読む)
- 方法(書く方法の具体例)
それぞれ、どんな内容なのか簡単に説明します。
概念(人を操る文章とは)
「あなたの思う、世界最高の美女とは?」
1ページ目の、最終行に書かれた文章。
この文章を読んで、自分なりの最高の美女を思い描きます。
想像するんです。
この、想像を掻き立てる力こそが、文章が持つ力です。
これの力が、人を動かす「原動力」になる。
そういった話から、導入が始まります。
この「概念編」で文章の持つ「チカラ」を把握します。
理解(読み手の心を読む)
どういう文章が、読み手の心に刺さるのか。
文章を書くとき「相手の気持ちになって考える」ということを、よく言われます。
でも相手の気持ちなんて、ぶっちゃけ分からない。
国語の問題で、「筆者の気持ちが~」とかありましたよね。
あれ僕、大嫌いでした。分からないんだもん…。
この本には、相手の気持ちを考える「指針」が書かれています。
文章中は「トリガー」という表現で記載されています。
冒頭に紹介した「HARMの法則」もその一つ。
「指針」があると、相手の気持ちを汲み取りやすい。
汲み取れれば、「行動」してもらう文章を書けるようになります。
方法(書く方法の具体例)
ここに書いてあるのは、テクニック。
超具体的なアクションプランが記載されています。
- 記憶に残す方法
- 緩急をつける方法
- 説得力を上げる方法
この内容を読めば、アウトプットは簡単。
少し工夫すれば、日常の文章に色付けすることが出来ます。
誰でも実践可能な再現性の高い、テクニックが記載されています。
「人を操る文章術」がおすすめな人
それは、下記の人です。
- ネットビジネスを始めるつもりの人
- 人間関係を、より円滑に進めたい人
- ネット通販で、つい買ってしまう人
ネットビジネスを始めるつもりの人
文章力で、「購入」というアクションをしてもらうためです。
どうすれば、お客さんが買いたいと思ってくれるだろう。
お客さんの購買意欲は、どうやったら高まるだろう。
そういうことを考えるための、指針が記載されています。
ロジックがあれば、売りやすい文章が書けるはずです。
人間関係を、より円滑に進めたい人
相手の気持ちを理解できれば、相手にとって気持ちの良い文章が書けます。
上司や、お客さんとのメール、友人や、恋人とのライン。
文章でやりとりする全ての人に、好印象を与えることが可能。
確かにこの本は「人を操る」というタイトルなので、「行動させる」というイメージかもしれません。しかし、「好印象を持ってもらう」ということも「人を操る」ということなのです。
ビジネスだけではなく、普段の生活にも活かせます。
ネット通販で、つい買ってしまう人
その人は、「操られている」可能性が高い。
そうなりたくない人は、この本を読んで「操る方法」を知りましょう。
いままで、なんで買ってしまっていたかが分かります。
僕もこの本を読んで、ネット上の「操る文章」がたくさんあったことに気づきました。
「人に行動させたい」という気持ちがない人にも、おすすめな書籍です。
かなり、読み易い書籍
「マーケティング?何それおいしいの?」
っていう状態の僕が読んでも、理解できました。
これから、仕事を始める学生、副業を始めるサラリーマン。
そんな人にとって、特におすすめしたいなと思っております。
それでは!